ニュースリリース

精神疾患、教会歴史、そしてLGBTの問題について話すオークス管長

カリフォルニア州サンタモニカ在住の若い既婚者の末日聖徒に向かって話す

末日聖徒イエス・キリスト教会の指導者は、若者や若者を育てている親の生活と悩みについて実際にどれだけ知っているのでしょうか?教会大管長会のダリン・H・オークス管長は、1600万人の会員を抱える多様性に富む世界的な教会が関わるすべての問題について、教会指導者らは可能な限り新しい情報を得るようにしていると話した。

2018年8月24日(金)、オークス管長はカリフォルニア州サンタモニカにある礼拝堂に集まった大勢の若い既婚者らに向かい、メンタルヘルス、教会歴史、LGBTの問題など、慎重に取り扱うべき数々の事柄についてどのように子供たちを助けるべきかについて話した。

オークス管長は、過剰な情報、宗教に対する無関心または敵対心など、子育て中の親がすでに直面している大変な問題に加えて、若い親は精神疾患の複雑さにも直面していると話した。オークス管長は、18~25歳の米国人の5人に1人が何らかの精神疾患を患っているとする2014年の統計を引用して話した。また2008~2016年にかけて、うつ病と診断された、またはうつ病の治療を受けている大学生が40%増加し、不安障害の診断または治療については70%の増加があったと話した。

    

「皆さんの世代には、今までになかったことが起こっています。若い既婚者は自分がなすべきこと、そして子供たちに教えるべきことを教えられるように、教会指導者に助けを求めるのは当然のことです」とオークス管長は述べた。

教会歴史についてのわだかまりがどうすれば解けるかと考えている人に対しオークス管長は、誠実に答えを求める多数の人には、教会の歴史的リソースが有効な手段となるであろうと話した。さらに、信仰を揺るがすような危機があれば、そこから脱するにはこの世の救い主に対する信仰にさらに焦点を当てることだと付け加えた。「信仰を脅かす疑問に対する最良の答えは、主イエス・キリストに対する信仰を増すことです。教会に改宗する前に、主に帰依しなければなりません。主に帰依するには、祈り、研究し、奉仕する必要があり、さらに配偶者やその他の家族に対して、愛情あふれた寛容力を持つことも必要です」とオークス管長は語った。

(1)LGBT問題に関する教会の立場と州や合衆国の法律をどう調和させるべきか悩んでいる人、(2)LGBTの友人や家族が、異性との結婚ができない状態にあってもより幸せになり希望を持てるようにするにはどのように助けたら良いかを知りたがっている人に対して、オークス管長は思いやりの気持ち、信仰、そして永遠の視野を持つようにと励ました。また、「この件に関する多数の質問に対し、継続して祈り、熟考する中で見出した答えは、天父、そして天父がすべての子供に祝福を与えるために作られた救いの計画に対する完全な知識と信仰を持つこと以外に、より良いまたより簡単な答えはありません。この救いの計画の中心をなす真理は、神の唯一の御子であり救い主であるイエス・キリストの贖罪です」と話した。

    

また、「最終的に、天の最高位の王国では、愛深き天父とわたしたちの先祖と子孫と共に暮らすことになりますから、イエス・キリストの教会が最優先事項と考えるのは強い家族を作ることです。教会の指導者と会員のほとんどが弱い家族で育ったとしたら、教会は強い教会にはなれません。また逆に、ワードやステークの家族のほとんどが強ければ、強いワードとステークが作れます。教会についても同じことが言えます」とオークス管長は付け加えた。

「回復されたイエス・キリストの教会の目的であり最大の関心事は永遠の生命です」とオークス管長は話した。

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