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ニュースリリース

召しに応える―預言者が若者やシニア世代をキリストのために伝道に出るよう招いてから2年

2年前,教会の預言者ラッセル・M・ネルソン大管長は,回復されたイエス・キリストの福音のメッセージを分かち合う大切さを世界に向けて再び断言した。

2022年4月の総大会の開会に当たり,「主がすべてのふさわしく,能力のある若い男性に,伝道に備え,伝道にでるように求めておられる」と預言者は述べた。「若くて能力がある姉妹の皆さんにとっても,伝道は任意のすばらしい機会です。」

この招きに対する反応は,前向きで大きなものだった。このことは,伝道活動について論じた最近の全米のニュース記事が示すように,さまざまな形で実証されている。

この夏,世界中で36の新しい伝道部が開設される。伝道部総数は450となり,末日聖徒イエス・キリスト教会史上最多となる。若いティーチング宣教師と奉仕宣教師,およびシニア宣教師の数は,2021年末の5万6,000人から,2022年末には6万2,500人に増加し,現在は7万4,000人を超えている。彼らは150か国以上で奉仕し,60以上の言語で教えを説いている。

ネルソン大管長は,次のように述べている。「愛する若い友人の皆さん,皆さん一人一人が主にとって不可欠です。主はイスラエルの集合を助けるために,今まで皆さんを取っておかれました。ティーチング伝道,または奉仕伝道のいずれにせよ,伝道に出るというあなたの決断は,あなたや多くの人々に祝福をもたらすでしょう。また,状況が許す場合に奉仕するシニア夫婦も歓迎します。彼らの働きはほんとうにかけがえのないものです。」

すべての宣教師には,救い主の癒しと聖めの力を人々に伝えるための重要なツールが与えられている。その1つが『わたしの福音を宣べ伝えなさい―イエス・キリストの福音を分かち合うためのガイド』である。2023年に大幅に改訂されたこの本は,末日聖徒が人々に奉仕し,救い主の教えの祝福を享受するよう招くときに,彼らを鼓舞し,助けるものである。

若い奉仕宣教師は,イエス・キリストの業を行ううえで必要不可欠な存在である。それぞれの奉仕宣教師には,個人の才能やスキル,賜物に合わせた伝道経験に携わる機会が与えられている。伝道中,奉仕宣教師は複数の役割を与えられることがある。それらには,承認された慈善団体や主の宮,教会の運営機関,ステークから割り当てられた奉仕の機会などが含まれる。適切なときには,奉仕宣教師はイエス・キリストの福音を人々に教えることができる。

シニア宣教師も重要な役割を担っている。近年,シニア奉仕宣教師の活動は世界的に広まっている。かつては,米国とカナダに限られていたが,今は世界中で奉仕することが可能となった。これらの宣教師は,伝道本部やビショップの倉,配送センター,ファミリーサーチセンター,図書館,自立支援プログラム,BYUパスウェイ,雇用センター,その他多くの場所で助け手となっている。

2023年10月,十二使徒定員会のロナルド・A・ラズバンド長老は,より多くの夫婦が伝道に出るよう呼びかけた。

ラズバンド長老は次のように語っている。「わたしは多くの夫婦を伝道に召し,彼らの面影がキリストの光で満たされていくのを見てきました。」続けて,「彼らは帰還すると,主とお互いとの距離が近くなり,主の御霊が降り注がれるのを感じ,良い影響をもたらしていることが分かる,と語っています。そのようなことを望まない人はいるでしょうか?……」と述べた。

すべての宣教師は,年齢を問わず,教えることや奉仕を通して,イエス・キリストのもとに人々を導くために召されている。

「すべての宣教師は救い主について教え,証します。」とネルソン大管長は述べた。続けて,「この世の霊的な暗闇により,イエス・キリストの光が今までにないほど必要です。だれもが,イエス・キリストの回復された福音について知る機会を与えられるに値します。すべての人が,『人知ではとうてい〔測り知ることのできない〕』希望と平安をどこで見いだせるかを知るに値するのです。」と語った。

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.