ニュースリリース

歴史を作る高尾ワード

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日本東京西ステーク高尾ワードの会員たち。© 2024 by Intellectual Reserve, Inc. All rights reserved.

東京西ステークの神殿家族歴史相談員の牧瀬美代子姉妹は、「神殿家族歴史の業は素晴らしい!」と話す。牧瀬姉妹は2024年2月29日~3月2日にユタ州ソルトレーク・シティーのソルトパレスコンベンションセンターで開催された2024年のルーツテックにオンライン参加した。テーマは「リメンバー:自分の思い出には自分が思うより価値があることを思い起こすリマインダー」で、牧瀬姉妹は特にクリスティン・ショエノウエス姉妹が見せたビデオに感銘を受け、ルーツテックに対する熱意が日本中に広がることを願っている。

ルーツテックに関連して、末日聖徒イエス・キリスト教会は、神殿の聖約と儀式および家族歴史活動を通して家族が救い主に近づけるように、ワード・ステークの指導者をサポートするための霊感あふれる訓練ビデオを作成した。牧瀬姉妹は高尾ワードの情熱が東京西ステークの会員を鼓舞し、彼らが神殿での奉仕に加え、より一層家族歴史活動に取り組む助けとなることを思い描いている。

高尾ワードの目標は「従順を通して日の栄えの考えを持ち、前進する」である。訓練ビデオを視聴した後、岡田琢磨ビショップは自分のワードにその情報を分かち合うようにという勧めに従順に従った。アジア北地域の神殿家族歴史スペシャリスト宣教師である相川豊長老と相川智香子姉妹の支援を得て、高尾ワードは2024年4月21日に特別な家族歴史指導者訓練集会を開いた。この集会には、成人指導者だけでなく、若い女性およびアロン神権会長会の青少年のメンバーも参加した。

福音ライブラリーアプリおよびrootstech.orgでも視聴が可能なこの訓練ビデオでは、ニール・L・アンダーセン長老とゲレット・W・ゴング長老が指導する中、その他の教会中央幹部や役員も集会に参加している。このビデオでは、教会の新会員にとっての初めての神殿参入が、気持ちを高めるよい経験となるように支援することに焦点が当てられている。

中央扶助協会第二顧問のクリスティン・M・イー姉妹は「わたしたちが神殿の祝福が得られるように隣人を助ける時、神がご自分の子どもたちを愛していらっしゃるのを目にし、またわたしたちも神の愛を感じることができます」と話した。ゴング長老はワード評議会のメンバーに対し、ビデオを見た時に聖霊が何を教えてくれたかを熟考し、またワードの会員が主の宮に来るための準備を助けるようにと招いた。

アンダーセン長老は「わたしたちが神の日の栄の王国にともに昇栄するために、主の御業は1人1人、お互いに助け合うことで成し遂げられます」と述べた。そして「すべての努力、新会員を助けるためのすべての小さな努力…主の宮に行く方法を見いだすための努力のすべてが、新会員だけでなく皆さんにも、そしてワード会員にも祝福を与えます。皆さんのイエス・キリストに対する信仰も増し、回復されたイエス・キリストの福音に対する理解と愛は、教会の新会員とともに皆さんが神殿の祝福を経験するときに皆さんを高めるでしょう」と約束した。

訓練ビデオに続き、ワード評議会は地元の指導者からも訓練を受けた。岡田ビショップは近年建設が発表された多くの神殿について話した。東京神殿は20番目の神殿であったこと。神殿参入時に受ける喜びは、参入に必要となるいかなる犠牲よりも大きいこと。そして初めて神殿参入する人が神殿に行く前に、神殿について理解できるように助けることの重要性も強調した。相川長老は、神殿参入を切望する新会員はエンダウメントを受けるまでに1年待つ必要があるが、死者のためのバプテスマはすぐに受けることができる。相川姉妹は神殿に友人を連れて来るようにと会員にチャレンジした。

評議会はその後分級し、訓練ビデオを視聴しての感想や受けた印象などを話し合った。また以下の質問についても考えた:

  • このビデオを見て御霊はあなたに何を教えてくれましたか?
  • 初めて神殿に参入してバプテスマと確認を受けるように助けることができる人は誰でしょうか?
  • 教会の各指導者が「準備ができている儀式」や「家族ネームアシスト」を利用できるようにするために、どのように助ければよいでしょうか?

分かち合われた意見には以下のようなものがあった:

  • 親密な友人関係を築く中で、自然な形で神殿について分かち合う機会はある。
  • 自分の子どもに先祖についての話を分かち合うのは良いことである。
  • 家族歴史の業に携わるには、多くの時間を費やす必要はなく、少しの時間でもできることがある。
  • 一緒に神殿参入するように、自分のミニスタリングブラザーとシスターを招待することができる。
  • 誰かが神殿参入できるように助けると、わたしたちも祝福される。

ユースのディスカッショングループでは、祭司定員会会長会第一補佐のサブストローム・クリスは自身の経験を分かち合った。彼は父親からファミリーツリーの使い方を学んだ。その後、クリスは学校の先生にそれを分かち合うことができた。初めて神殿で死者のためのバプテスマを受けた時、東京神殿は閉鎖中だったため、代わりに札幌神殿に行ったという。少し不安はあったものの、御霊はどこの神殿でも同じだということが分かったという。

高尾ワードの扶助協会会長であるサブストローム純子姉妹は、「ワード会員は家族ですから、みんなで一緒に神殿に行きます。ベビーシッターを引き受けてくれる人、ミニスタリングブラザーとシスターを招待してくれる人がいます。さらに新会員を助けたり、参入者自身の先祖の名前の準備を助けてくれる人もいます。初等協会の子どもたちも神殿家族歴史に関わり、日曜日には家族歴史室で作業に参加しています。青少年の活動では、ファミリーツリーの使い方を学ぶ機会が提供され、ワードの家族歴史相談員に召された青少年も何人かいます」と話す。

岡田ビショップは「青少年が頻繁に神殿でバプテスマを受け、またファミリーヒストリーについての知識やそれを使って行う奉仕に対する証が得られると、それは彼らが宣教師になった後にも彼らに支援する力と自信を与えるものになると確信しています」と語った。相川長老は会の終わりに「自分の先祖のために神殿でバプテスマを受ける会員は、ずっと活発であり続け、聖約の道にとどまる可能性が高くなります。岡田ビショップがファミリーヒストリー活動の重要性を理解していることで、みんなが大きな影響を受け、祝福を受けています」と話した。

東京南地区担当の地域七十人である伊藤彰記長老は、高尾ワードの取り組みについて次のようにコメントしている。「日出る国である日本において、末日聖徒イエス・キリスト教会のライジングジェネレーションである青少年や独身成人の模範により、わたしたちがもう一度謙遜になり、ハチドリのクリキンディのように自分の持ち場において、自分のできることを行い、自ら進んで喜び、楽しみながら幕の両側のイスラエルの集合の業に携わり続けるとき、主がいつか岩を動かされると信じています。」

書式ガイドの注釈:末日聖徒イエス・キリスト教会に関する記事で,教会の名称を最初に引用する際には,正式名称を使うようお願いいたします。教会の名称の引用に関する詳しい情報は,こちらへ: 書式ガイド書式ガイド.